7月植物 街中

2022年

アレチニシキソウ  トウダイグサ科    外来種

茎に毛が多い事、葉の表に赤い斑紋や目立った毛がない事、葉の裏は毛が多い事等から、在来種のニシキソウや外来種のコニシキソウなどと識別できる。


エノコログサ イネ科        和歌浦

エノコログサ

エノコログサの花穂

花穂が、犬の尾に似ていることから、犬っころ草(いぬっころくさ)が転じてエノコログサという名になったとされます。花穂を振ると、猫がじゃれつくことから、昔からネコジャラシともよばれています。

エノコログサの花穂

小穂(粒々の種になる部分)が小さく、ぎっしり並んでいる。

ムラサキエノコロ  エノコログサの品種  和歌浦

エノコログサの刺毛が紫色のものをムラサキエノコロと言う事がありますが、種名はエノコログサで品種名がムラサキエノコロです。

ムラサキエノコロ 

エノコログサと同場所に生育していることが良くあります。

アキノエノコログサ イネ科   関戸

草体が大きいものは、花穂が長くなり、先がしなだれています。

アキノエノコログサの花穂

左の花穂の刺毛は、紫色になっている。エノコログサと同じように、刺毛が紫色のものもある。

アキノエノコログサの花穂

小穂(粒々の種になる部分)が大きく、エノコログサの花穂のようにぎっしりと並んでいない。

左:エノコログサの花穂  右:アキノエノコログサの花穂


アキノエノコログサの第2小花

第2包穎は短く、第2小花の護穎がはっきり見える

オオニシキソウ トウダイグサ科   外来種

オオニシキソウ トウダイグサ科   外来種

巨大なニシキソウという印象があり、在来のニシキソウと比較すると面白い。いかにも外来種という印象を受ける。対生に出る葉は、長さ3〜4cmで大きく、毛は少ない。葉には茶色の斑点があります。

シロツメクサ マメ科    外来種

シロツメクサ マメ科    外来種

漢字表記は「白詰草」。江戸時代にオランダから長崎に輸入されたガラス器を衝撃から守るため、乾燥したクローバーを緩衝材として使用していた。クローバーの事をツメクサと言い、この草は花が白いのでシロツメクサと言う。3枚の小葉が付く(複葉)が、時に4枚以上の小葉が付くことがあり、4小葉のものは「四つ葉のクローバー」として珍重される。

シロツメクサ

漢字表記は「白詰草」。江戸時代にオランダから長崎に輸入されたガラス器を衝撃から守るため、乾燥したクローバーを緩衝材として使用していた。クローバーの事をツメクサと言い、この草は花が白いのでシロツメクサと言う。3枚の小葉が付く(複葉)が、時に4枚以上の小葉が付くことがあり、4小葉のものは「四つ葉のクローバー」として珍重される。

アメリカスズメノヒエ イネ科  外来種     和歌浦の御手洗公園  


アレチギシギシ             和歌浦 御手洗公園

アレチギシギシ 

ナガバギシギシ       和歌浦

ナガバギシギシ

ナガバギシギシ






クルマバザクロソウ               西浜


シマスズメノヒエ


タチスズメノヒエ       和歌浦

タチスズメノヒエ

シュロガヤツリ       西浜

シュロガヤツリ

ダキバアレチハナガサ

ダキバアレチハナガサ

ノラニンジン               小豆島 

ノラニンジン


コスズメガヤ  イネ科 

この時期、道路や空地の地面に普通に生育して、花穂をつける。

セイバンモロコシ イネ科  外来種

河川敷や堤防、道端に群生しているのをよく見かけます。ススキのような大きくて長い葉を付けます。

セイバンモロコシ

有柄小穂と無柄小穂が対になって並んで付く。有柄小穂は雄性で無芒、無柄小穂は両性で普通長い芒を持つ。

上の写真の左端の無柄小穂の芒は取れているようです。

ヒメジョオン キク科  外来種

ヒメジョオン

葉は卵型で、大きな鋸歯があるのがわかります。

ヤナギバヒメジョオン キク科  外来種 

ヤナギバヒメジョオン

茎の根本以外の葉は細長くヘラ状で、鋸歯がありません。茎の根本に付く葉には大きな浅い鋸歯があります。

ヤナギバヒメジョオン

国体道路の中央分離帯付近に群生している。