里地・低山   5月



オオシマザクラ  バラ科  和歌山市 章魚頭姿山

果実のサクランボが実りました。さまざまな鳥が食べに来ます。



オヤブジラミ  セリ科   和歌山市 トンガの鼻

小果柄(果実の付く柄)が長いのでオヤブジラミと判断できます。よく似たヤブジラミは小果柄が短い。







キキョウラン ススキノキ科   和歌山市 トンガの鼻   和歌山県指定の準絶滅危惧種



イヨカズラ  キョウチクトウ科   和歌山市 雑賀崎



イヨカズラ  キョウチクトウ科   和歌山市 雑賀崎



クリ     ブナ科     章魚頭姿山

  

クリ  雄花



クリ    雌花(中央)
果実(どんぐり)は一年成で雌花が受粉したその年に実ります。





クロガネモチ モチノキ科      雌花



シロバナタンポポ  キク科    章魚頭姿山





センダン  センダン科     章魚頭姿山




ツメクサ ナデシコ科      章魚頭姿山





ツルナ  ハマミズナ科      雑賀崎 トンガの鼻



テリハノイバラ  バラ科     雑賀崎
葉が小さく、葉に比べて花が大きい。 葉の表面に光沢があり、テカテカしている。落葉性低木。





ノイバラ  バラ科    雑賀崎

葉が大きく、葉に比べて花が小さい。落葉性のつる性低木






ドクダミ   ドクダミ科   章魚頭姿山





ハゼノキ   ウルシ科   章魚頭姿山





ハマウド セリ科     雑賀崎 トンガの鼻



ハナイバナ  ムラサキ科     章魚頭姿山 





ハマゴウ   シソ科   雑賀崎  トンガの鼻





ハマボッス  サクラソウ科   雑賀崎 トンガの鼻



ミヤコグサ マメ科  章魚頭姿山





ヤブタビラコ  キク科   章魚頭姿山





ヤブニッケイ  クスノキ科   章魚頭姿山



サカキカズラ  キョウチクトウ科   章魚頭姿山   

筒状の花の先が五つに分かれ、先が同じ方向にねじれていて面白い花の形になっている。 つる状の木本で、テイカカズラも同じ仲間でよく似ている。   



テイカカズラ  キョウチクトウ科

和名の由来は歌人の藤原定家にちなんでつけられたものです。つる性の木本でサカキカズラと似ているが、こちらの方の葉は丸く、サカキカズラと同様に、茎を切るとラテックスという白い乳液が出てくる。



ツチグリ  ツチグリ科    章魚頭姿山

キノコの仲間。名前の文字通り、土から生えた、栗のように見えます。





ニワゼキショウ  アヤメ科   章魚頭姿山   外来種

アメリカ原産で草地や芝生に群生することが多い。



ムラサキシキブ  シソ科     章魚頭姿山

名前の由来は平安時代の女性作家「紫式部」だが、この植物にこの名が付けられたのはもともと「ムラサキシキミ」と呼ばれていたためと考えられている。「シキミ」とは重る実=実がたくさんなるという意味。



ハゼノキ  ウルシ科    外来種

東南アジアから東アジアの温暖な地域に自生する。秋に美しく紅葉することで知られ、ウルシほどではないがかぶれることもある。日本の本州には、果実から主にろうそくの原料となるの木蝋(もくろう)を採取する資源作物として、江戸時代頃に持ち込まれた。   




ハゼノキ



ハゼノキの花





カナビキソウ   ビャクダン科      章魚頭姿山

本種は吸根と呼ばれる特殊な構造で宿主の根から水分や養分を吸収する。
また、本種の種子はアミメアリとトビイロシワアリによって散布されるアリ散布型であることが発見された。





カモガヤ  イネ科    外来種

花穂が照明器具の「ぼんぼり」のようで、野原ではよく目立ちます。英名はオーチャードグラスといい、世界的に有名な牧草。



シナダレスズメガヤ  イネ科    外来種

名前のように花穂が頭を下げて「しなだれて」います。
道路法面の緑化用や砂防工事に利用され、今では日本全国に分布を拡大しており、外来生物法による要注意外来生物に指定されている。


シナダレスズメガヤ

花穂の付け根に、水平に出る毛があるのが特徴です。




スズメノチャヒキ  イネ科  

和名は「雀の茶挽」で、カラスムギのことをチャヒキグサと言い、本種の花穂がこれに似ていることによる。





ホソムギ  イネ科     外来種

産地はヨーロッパ。牧草として世界中で用いられ、そのほとんどの地域で帰化植物として雑草化している。


スイカズラ  スイカズラ科

和名スイカズラの名は「吸い葛」の意で、細長い花筒の奥に蜜があり、古くは子どもが好んで花を口にくわえて甘い蜜を吸うことが行なわれたことにちなんでつけられた。





スイカズラ

花の色がピンクや白から黄色に変化する。


ヤマツツジ  ツツジ科

花の色が朱赤色になることが多い。同所で生育するモチツツジは花色がピンクになることが多い。





オニウシノケグサ  イネ科  外来種 章魚頭姿山    

外来生物法に基づき要注意外来生物に指定されている







アオカモジグサ イネ科

小花の内穎が、外穎より短い。カモジグサは内穎が外穎同じ長さ。





カモジグサ  イネ科

小花の内穎は芒を除いた外穎とほぼ同じ長さ。




ノイバラ バラ科  

落葉性の低木で普通茎は地を這わない。日本のノバラの代表的な種。同じようなところに生育する下記のテリハノイバラとは、比較して、花が小さく、葉が大きい事、葉に光沢がないことで区別できる。


テリハノイバラ  バラ科    和歌山市雑賀崎

落葉性のつる性低木で、上記のテリハノイバラとは、比較して、花が大きく、葉が小さい事、葉に光沢があることで区別できる。


2021年 5月    章魚頭姿山、雑賀崎




キキョウラン(ユリ科)  和歌山県指定:準絶滅危惧(NT)




キキョウランは海岸沿いの崖や山地に生育している。雑賀崎の灯台付近や浪早アに多く、
県道沿いの壁面にも生育している。田ノ浦のバス停付近の壁面にも数株が自生している。


5月26日


カジイチゴ  バラ科
 
オレンジ色の果実は食用となる。 花期は3月ごろ、3月のカジイチゴの項参照